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2012年05月25日 金曜日 使っている=使われている     ( 啓新ブログ )

中学3年生の宿題ワークの問題です。

<問>これらのコンピューターは父が使っています。These computers ( ) ( ) by my father.

どの生徒も 【are using】 と進行形を入れているのです。

この問題は与えられた英文がthese computersから始まっているので、
「これらのコンピューターは父によって(       )。」という意味になります。
この文が問題文の「これらのコンピューターは父が使っています。」と同じ意味になるように( )内に入る言葉を導かなければいけません。となると、( )内には

【使われています】

という言葉が入り、【are used】 という受動態の形が答えになります。

なぜこんな間違いをするのか?英語の力不足?―だけではないと思います。間違える生徒のパターンは2つあります。

1つは、単純に日本文に「使っています」という言葉が出てくるため、英文をよく見ないで【〜している=進行形】と考えて間違えるパターンです。つまりよく問題文を見ていないおっちょこちょいさんですね。

2つ目は、日本文の「父が使っている=父によって使われる」という言い換えができなくて間違えるパターンです。これは日本語の力、つまり国語の力が弱いことが原因です。

英語は中3になると文法が複雑化し一文が長くなるので、中1・2で学習した英文法の力と、日本語の力の2つの力が必要となります。しかし、ここ数年の生徒の様子を見ていると、どちらかというと日本語の力に問題があるため英語でつまずくという生徒が増えています。

最初の問題の受動態でもそうですが、特に中3英語の後半で登場する【分詞の形容詞的用法】【関係代名詞】では、問題の日本文の主語・述語・修飾語が正しくとらえられないために間違えることが多くあります。

例えば、
<例>私が駅で会った少年はトムです。⇒The boy I met at the station is Tom.

このような文がでてきたとき、主語を「私」ととらえる生徒は少なくありません。英文は中3で学習する英文法を使って表現されていますが、日本文は小学生で学習するレベルの文です。その日本文を正しく読み取れないのが現状です。ということは小学校での国語の学習が不足していたということです。

国語の学習が大切だということは多くの方が感じていらっしゃるのですが、どちらかというと小学生のうちは算数や英語の方が気になる保護者の方が多いようです。しかしどんな教科でも問題文は日本語で書かれますから、その文を正しく読み取るには国語の力が必要です。

国語の力ははかりにくく、また身に付くまでにかなり時間がかかります。しかし小学生の時の学習が中学での学習に大きく影響するので十分な時間をかけしっかり学習してください。

大谷 詠子

担 当

小学生 中学生 

教 科

国語・英語・社会

自己紹介

岐阜県岐阜市出身。岐阜市内と上越市内の大手進学塾で勤務し、集団指導で小学生から高校生までの子どもたちを指導してきました。  学生時代に塾講師のアルバイトをしたことがきっかけで、多くの子どもたちと触れ合うことができ、子どもたちが学習を通して、成長していく様子を目の当たりにできる「塾の講師」の仕事に魅了され、学生時代のアルバイトを含め、10年以上塾講師をしてきました。  子どもたちにとって、勉強は辛く、苦しいことが多くありますが、しかし、学生時代に積み重ねた知識と学習を通して得た「学ぶ」という経験は誰にも奪うことが出来ない「財産」となります。長く続く子どもたちの未来に、一つでも多くの「財産」を創る支えになりたい、そして、子どもたちが大人になったとき、「人材」ではなく、社会から必要とされる「人財」となってほしい、そんな想いを胸に、これからも一人でも多くの子どもたちの指導をしていきたいと思っています。  また、保護者の皆様とは塾に来ている時だけでなく、家庭での学習方法も含めてお子様の学習についてお話合いをしていきます。お子様の未来を創る同志の一人として、ともに歩ませていただきたいと思います。

 

 

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